■ ID
| 1710 |
■ 種類
| 総説・解説 |
■ タイトル
| 面的水管理・カスケード型資源循環システムの統合評
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■ 著者
| 増田貴則
鳥取大学 山田正人
(独)国立環境研究所 石垣智基
(独)国立環境研究所 松岡真如
高知大学 藤原拓
高知大学 長谷隆仁
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 環境衛生工学研究、Vol.27、No.3、44-47、2013 |
■ 抄録・要旨
| JST、CREST研究プロジェクト「気候変動を考慮した農業地域の面的水管理・カスケード型資源循環システムの構築」において、当センターのほか、高知大学、国立環境研究所、鳥取大学が連携して研究を行っており、本稿では、その内容を紹介した。著者らが構成するグループでは、プロジェクトが提案するシステムの実社会への適用性を判断すべく、様々な面から評価するとともに統合的に評価検討を行い、以下の成果を目指す。(1)水管理とカスケード型資源循環の双方に対応するため、気液固の媒体間の物質の移行を関連づけ、面的な管理の状況を評価するため、地理的な移動・分布を表現可能なマテリアル/サブスタンスフローデータベース構造の提示。(2)本プロジェクトで開発した新規技術(水処理、資源化ならびに廃棄物処理等)による物質収支を、施設規模や投入エネルギー量と関連づける物質変換モジュールの提示。(3)水、大気、土壌への環境負荷ならびに余剰量等を制約条件として、地域への物質変換技術の配置を最適化する数値モデルの提示。このモデルを事例対象地域等に適用して、温室効果ガス排出量と水質汚濁等を同時に最小化するための地域システムのあり方を考察する。
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